大河ドラマ【麒麟がくる】が終了した。
ところで私って、特にドラマの紹介は終了してから・または終了間際にお勧め文章を書く癖があります。多分観終わって「ああおもしろかった!」で書きたくなるんでしょうね。
ま、ここは自分の備忘録でもあるので、勘弁していただきたい。

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通常大河ドラマは年が明けて暮れるまで、1月から12月までの1年間50話程度の、日本におけるドラマ界のある意味頂点に立つ位置づけの番組である。
ところが【麒麟がくる】は2020年、2週遅れでスタートした。主要キャストの不祥事で降板し、新キャストでの撮り直しを余儀なくされたためだ。
そしてさらにコロナ禍に突入し撮影ができなくなり2か月放送を中断した。しかしオリンピックイヤーということで通常50話の所を44話で計画されていたので、ええい年を越しても44話は絶対放送するぞ!!という意気込みで2月7日に第44話で最終回を無事迎えた。
十兵衛



まずざっとしたあらすじを。書こうと思ったけどやめた(笑) 読む人は内容を知ってる体で私が感じたことを書きます。
前半は美濃で斎藤道三に仕える青年時期の光秀(というか十兵衛)。 どうしても道三中心の展開になったのは、実は光秀の若い頃の資料がほとんどないそうだからだ。なのでどうしても道三が見せ場ってことが多かったイメージ。もっくんがねー、美形で怪しく怖い。道三の娘・帰蝶役の川口春奈ちゃん、非常によかった。例の降板した彼女の押しつけがましい(だっただろう)演技よりも、抑えた中に道三譲りの怖さがある帰蝶。そしてうつけの信長と出会う。若々しいうつけぶりで、十兵衛が魅了されたのもうなづける演技の染谷君
前半は話を引っ張っていく活躍はないものの、ゆるぎない信念と人を見抜く観察力に、周りの人々は十兵衛の判断を頼りにする。 そして口だけではなく剣の腕も達者で、時には家臣のものと田畑で汗を流す行動力もある。

後半も将軍やその家臣、信長と反目する武将にも信頼され、ついには帝からも。 もちろんフィクションだということは分かってはいるが、信長の歴史的事実(老若男女大量成敗とか?この時代仕方がないとはいうものの割と極悪非道)を考えると、光秀の方がよっぽど人々に信頼されていたというのは事実なんじゃないかと思わせる上手い脚本だ。
明智十兵衛光秀役の長谷川博己さんが、本当に生き生きと演じてらして、もう光秀なんじゃないかとw 若々しい20代前半であろう十兵衛もそのように見えたし(実際は40代)、光秀って知的だったんだろうなと思い込まされる演技で。 見せ場は色々あれど、やはり将軍・義昭に「信長を討つ」と言われた時の涙を浮かべた拒否の顔と、逆に信長に義昭を殺せと言われた時の絶望の顔。。。 あ、それと松永久秀が信長へ謀反を表明した時も。 まぁとにかくあちらとこちらで反目し合う武将を何とか取り持とうとしても無駄だったりで絶望する十兵衛。渦巻く人間模様に翻弄されるが、やがてその元凶が一人の人間であることに気付いてしまう。。。。モンスターに育ってしまった、いや育ててしまった責任を取る。。。。

何百年も、日本一の謀反もの的に扱われてきた明智十兵衛光秀が、この作品で、懸命に穏やかな世を作ろうとしていた、きちんとした人だったんだという認識に変わったのではないだろうか。

役者で特に好きだったのはもちろん長谷川博己さんでしょ? 松永久秀役の吉田剛太郎さんはやっぱりすごかったし(でも服着たままの切腹は無理だよー)、帝役の玉様はもう後光がまぶしい帝でこれ以上の帝役適任者は今後ないんじゃないかと思ったし、もっくんは書いたけど前半の主役だったし、信長役の染谷君は演技派だとは知っていたけど、やはりすごかった。 顔芸班の鶴太郎・小朝は半沢直樹キャストに負けず劣らずな怪演でした。


誰かのファンじゃなく約1年も大河を見たのは初めてかもしれません! ありがとう、麒麟がくるチーム☆ すごくすごく面白かったでーす!



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