ちょっと間が空きましたが(^_^;)(健ちゃんはもう【笑う男】のお稽古に入っています!)
12月12日(日)【愛するとき 死するとき】兵庫公演で大千秋楽を迎えたそうですッ! おめでとうございました!
12月12日(日)【愛するとき 死するとき】兵庫公演で大千秋楽を迎えたそうですッ! おめでとうございました!
健ちゃんはまたもや完走しましたッ! コロナ禍で昨年8月幕を上げた【メイビー ハッピーエンディング】から【リチャード二世】【オトコ、フタリ】【GHOST】【王家の紋章】ときての今回で、すべて1公演も欠けることなく上演できましたッ! 本当に大変な努力と忍耐だったと想像します。私の想像としては、リチャード二世の演出をされた鵜山さんが、インタビュー記事だったかで「私はコロナ禍とかそんなに悪とも苦とも思っていない」的なことをおっしゃっていたり、次で共演した祐さまも(マスクにフェイスシールド等の稽古に対して)「まるで高地トレーニングのようだ」と半分面白がってる?なスタンスだったりで、健ちゃんもマイナス思考にならずに対策ができる姿勢でいられたのかな?なんて思ったりしてます^^(でもやっぱり最後のご挨拶でお客様の顔がマスクで見えない・歓声も上げられないことに心を痛めているんだなぁということはレポをしてくださった方がいたので知れました)
さてもちろん私は観劇しておりませんので、できるだけ客観的に観劇レポを読ませてもらっての感想(なんじゃそら)を書いてみたいと思います。
まずコアなファン(健治オタクの皆さんですね^^)は原作本を取り寄せ読んでおられました。が、総じて「難しい」「なかなか読み進められない(句読点がないし)」的な感想が多かったですね。確かに自分でも、ドイツが東西に分断されていたことは知ってはいたけど、じゃあ東側の人々がどんな生活をしていたのかとか知らないし、統一したからよかったじゃんくらいの表面的な認識しかなかったんですよね。
それから健ちゃんダイアリーとかインタビュー記事とか読むと、戯曲としてもアングラな内容=私のようなごく一般的な知識しかない観客には理解が難しい?のか?とちょっと心配になってきました。真面目なオタクたちは健ちゃんの勧める映画(東側を描いたもの)を借りてみたりして着々と準備していて、多分原作読んで映画も見たらベースとしてはOKだったんじゃないかなと思った一方、でも演劇ってそんなに事前に準備して観なきゃいけないものなの? ノー知識で観てどう感じるかっていうのも大切じゃない?と思ったりして。 話は逸れますが私は映画が好きなので映画を見に行くスタンスを紹介しますが、楽しみな映画ほど予備知識はなるべく入れたくないッ。ただし。主題といいますか、テレビの番宣で一言二言どんな映画かを説明するくらいの情報はもちろん得ていきます、それを得ないと見に行きたいとは思わないですしね!(いや宮崎さんの【風立ちぬ】を見に行った感想の中で「つまらなかった(ファンタジーじゃなかったので)」みたいなことを書いている人がいたので、ファンタジーじゃないことくらいは知って見に行けよ!と思ったものでw) この作品で言うと、東西ドイツ統一前後の東側からの何某か?と、題名である愛するとき死するときとは? ※若い方はそもそもなぜドイツが分断されてたのかも知らないかもしれませんので、そこは調べておいたほうが良かったかもしれません。
で、開幕しての感想を読むとですね、やはり勉強して観に行かれた方はよりディープな疑問にぶち当たったりして、そりゃー簡単な内容じゃないから当然そうなんですが、でもディープな疑問も楽しんでいらっしゃるというか。そしてあまり予備知識なく観に行かれた方の感想は二分していて「なかなか理解できなかった」というのと「よくわからなかったけど、なんか面白かった」と(笑) 多分前者は真面目な方で、〇〇という役がどういう人物か、言動の意味を理解しようとして、でもとてもスピーディにお話が進むのでついていけないというストレスがあったのかも。後者の方は頭で考えることをやめた方?(笑)
そして複数回行かれた方の感想がまた興味深くて、演者の演じ方が毎回違うとか、仮説を持ってみるとぴったり符合して(その仮説がとんでもないので)とても怖くなったとか。うーん、ディープな、海のように深く、宇宙のように果てしない、それでいて単純な人間の日常というか。 演出の小山さんも、正解はないとおっしゃっていたのでやはり受け止め方次第なんでしょうか。
ただ、アフタートークレポかなんかで読んだんですが、演出方法をかなり観客寄りにしたということがわかってきて。 原作戯曲は前述通り句読点がない=わざと誰が言った内容かわからなくしてあると。もっというと、この戯曲は作者一人の自伝的な?記憶的な?内容で、全部終わって一人のことを描いていると。 それをそのまま演劇にしても観客が「?????」なままだろうと(←これは私の予想も入っていますが)、メロディをつけて歌にしてしまう方法を小山さんが思いついたそうです(第1部)。第2部もト書きを健ちゃんや高岡さんが読む等々、稽古しながらみんなでアイディアを出し合ったとのこと。 これを聞いて私はすごくほっとしたし小山さんという演出家を信用しました。 演劇って原作や脚本を大事にしなきゃいけない一方、観客に理解してもらって始まるものだよね。高尚過ぎて知識のある人だけしか理解できない演劇って、それってお金取っていいの?って思っちゃうw
健ちゃんも稽古中のダイアリーでそこをすごく心配していて、ヒントキーワードを出したり当時の状況がわかる映画を紹介したりしていたんだろうなー。
そして最終的には、もしかして内容的には1度で理解できないかもしれないけど、感じて楽しい演劇にしてしまった! すごい!
そういう観劇レポを読ませてもらって総合的に私が感じたのは、
①日本では初めてといっていい演劇形式(小山さん曰くドイツでは割とあるそうです)のドイツ戯曲を、トラムという濃密空間で7人の役者と1人の演奏家で表現した意欲作になった。
②演出家・小山ゆうなと俳優・浦井健治の奇跡の出会い(いやこういう演出方法で引っ張っていける役者は健ちゃんだなと思いついた小山さん天才w そして来年のミュージカル【COLOR】へ繋がった! それともCOLORが先に決まってた?!)。
③若い役者さんがキラキラした目で健ちゃんを尊敬する、そんな素晴らしい先輩役者さんに成長した健ちゃんに感無量!
帝劇主演など大作を背負って立ちつつ、ほぼ観客の目の前で(小さい箱での意)難役を演じるという挑戦を続ける浦井健治という役者を、ファンとしてとてもとても誇りに思います!
#愛するとき死するとき #浦井健治 #小山ゆうな #シアタートラム
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