やっとのことで代休が取れ(といっても半日ですが)、近年で一番楽しみにしていたコレ️を見てきました!

恐竜2022

まずは全体的な感想を。エンドロールは最後まで見る派でして、今回はエンドロールの最初で主要キャストは大きな字で名前が出ましたので、後は目に映しながら読んではおらず(アメリカ映画のエンドロールは長いですよねぇ)、パークからの6作品を反芻する時間と相成りました(パークの2だけはちょっと外れた位置付けなんですかね?)。パーク三部作の最初の作品は超レイトショーで観たにもかかわらず(午後11位から?)、眠くならず夢中で見たよなぁ、とか、ワールドのオーウェンのラプトル達とのバイクシーンがやっぱ一番興奮したよなぁとか、結局Tレックスだよなぁとか、ブルーの幸せ(?)を願わずにはいられないよなぁとか。

では新たなる支配者の本格的感想を。ネタバレ満載でいきますのでご了承ください。未見の方へのお勧めというよりは、見た方との「私はこう思ったけどあなたは?」的な観賞後座談会(独りで!)的なスタンスですm(__)m

*******

ワールドの2はそれこそ繋ぎ的な内容で、アメリカ本土に解き放たれた恐竜達がどうなっているかがまず3の関心事でしたが、思っていたより世界に広がっていましたね。メイジーが14歳になっていて、4年が過ぎた(実際の公開も4年空いた)ことが解る。コロナがなければ「いくらなんでも広がりすぎやろ!」と思ったかもしれませんが、ウイルスひとつがこれだけ広がり翻弄された世界が3年続くと、それも納得せざるを得ませんでした。
ただ、これだけ恐竜の生息が世界に広がり共存している風な世界がちょっと違和感というか、どうにもできないから放置しているのか、この程度なら広がっても問題ないと人間世界の上層部(?)が思っているのか、どちらにしても生態系のことをどうコントロールしていくのかが見えなかったし、諦めている様子もないし、どっち付かずな感じでした。
で、生態系の事は巨大イナゴ(😭虫キライ!)、それも遺伝子操作したイナゴを恐竜企業が放ったことで崩れようとしていて、それって恐竜コントロールに飽きたらず世界を牛耳ろうとしたってこと?ちょっと恐竜のと繋がりがなくて、というか恐竜ビジネスは隠れ蓑で、イナゴで世界を牛耳ることが真の目的だってこと?たからメイジーやブルーの子供のベータの遺伝子情報が欲しかったってこと?
ま、その辺のベースとなる背景は超納得という訳ではないですが、すべてのつじつまを合わせて6作品の着地点を見つけるのは至難の技でしょうから、まぁしょうがない。で、最終の映画としての〆がねぇ、まぁ中途半端だったかな?これしかないんでしょうけど。共存を選んだっつーなら、綺麗事だけではなく無惨に潰されたり襲われたりする人間という描写も必要でしょう。多分恐竜を悪者にしたくなかったんでしょうね。

それと、エンドロールでこの映画の見所(好きなシーン)を思い返してたんですが、ちょっと弱い。マルタ島でのオーウェンと恐竜とのバイクシーンはドキドキしましたが、やはりワールド1のあのシーンには及ばず。恐竜対人間という所もクレアががんばってはいましたが、今まで越えはなく(街中で逃げるそのファイトはすばらしかった!)。恐竜対恐竜もね、Tレックスが負けるわけないという確証が(今までがそうだったから)ありこれも今まで越えはなし。
救いは、クローンであることで自分を卑下していたメイジーが、母に望まれて生まれてきたとわかったことで、彼女の瞳が強くなったこと。それを伝えたのがエリーだったこと。エリーとグラント博士とマルコム博士のパーク主演組出演はやはり単純にうれしかったですよ! まぁだから全体的に見せ場が分散しちゃった所は否めませんが。
あえて好きなシーンをと問われれば、ベータを保護捕獲する場面。オーウェンとメイジーとグラント博士がそれぞれ恐竜のプロフェッショナル(?)としてベータと対峙する所は胸熱でしたね。

それでも、終わってみれば、恐竜は恐竜にしか見えないその技術、ワクワク感、オーウェンの胸板&二の腕の逞しさ(笑)、ブラボー‼️としか言えませんっ!
後はUSJでジュラシックパークザライドに乗るのを目標にしますわ!




#ジュラシックワールド新たなる支配者