さっき全日本女子フリーが終了しました。男子がまだなんだけど、とりあえず女子だけで感想を。

今シーズンのグランプリシリーズで新星が誕生しました。
紀平梨花・16歳。シニア初参戦です。 彼女の武器は『トリプルアクセル』。3回転半です。彼女は真央ちゃんが出来栄えで伸び悩んでいたトリプルアクセルを、非常に高確率に、(回転不足などない)正確さで、出来栄えもよく飛びました。グランプリファイナルでいきなりの優勝です!
全日本も紀平さんに大注目で始まりました。
まずショート。紀平さんはトリプルアクセルを転倒してしまい、5位発進。1位宮原知子さん、2位坂本花織さん、3位三原舞依さん、4位樋口新葉さん。この4人は特に大きな失敗がなく良い出来でした。しかし1位から5位までの得点差は8点ほど。紀平さんはフリーでアクセルを2度跳びますから、十分逆転可能な点差でした。
そしてフリー。上記5人で最初は紀平さん。アクセル2本決めました! なんとフリーの点数はSBを出して合計点数223点で暫定首位!
樋口さんはミスが出てしまい点数が伸び悩み合計197点と200点越えはなりませんでした。
三原舞依さんは大きなミスなくたおやかな演技でSB更新の合計220点!紀平さんに迫る高得点となりました。
そして次が女王・宮原さんです。先に感想を言いますと、ショートの時も思ったのですが、彼女は女王の風格充分でした。今シーズンはジャンプの改革を、羽生君のジャンプを指導するコーチに付いてされたそうです。やはりジャンプは安定感が増し、回転不足などが減ったように思いました。がしかし、1つのジャンプでミスが出ました。転倒はしなかったのですが、3回転が1回転に。これがひびいてフリーが伸び悩み、合計223.34。紀平さんは223.76でしたので、この時点で宮原さんの5連覇はなくなりました。
そして最終滑走は坂本さん。彼女の持ち味はなんといってもダイナミックなジャンプ。それに加えて『ピアノレッスン』の曲が、映画の場面と共に坂本さんと融合していきました。「あなたが1位になったっていいんだよ」と途中で思いました。テレビは紀平さん・宮原さんで持ちきりでしたが、坂本さんはオリンピアンです。その経験は強かった。ジャンプはすべて成功。そして得点は・・・。SBを10点近く更新するフリー152.36(紀平さんは155.01)で合計228.01で優勝しました!

たら・ればを言いますと、まずショートを失敗しなければ紀平さんが優勝だったでしょう。またフリーで宮原さんが失敗した3回転がクリアに飛べていたら、もしかしたら宮原さんだったかもしれません。それほどに拮抗した試合でしたー。

その他に注目する選手は、山下真湖(15歳・6位)。山田満智子先生の秘蔵っ子です。「真湖のジャンプが好き」と先生に言わしめるジャンプは高さがあり、おっとりとした雰囲気は伊藤みどりにはない魅力です(笑)。 横井ゆは菜(18歳・7位)。今期の全日本ジュニア優勝者です。  細田采花(23歳・8位)。なんとこの方、私知りませんでしたがトリプルアクセルをフリーで2度成功させました! 本田真凛(17歳・15位)。今期よりアメリカで学んでいるようですが、なかなか本番で発揮できません。以前のコーチ・濱田三栄さんが以前インタビューで言っていた「真凛は練習不足」(同門の宮原さんは練習のし過ぎというくらいするという話もされていた)という言葉がとても気になっています。

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そして同じ時期にロシア選手権も行われていました。ヤホーニュースで知っただけですが、女子は表彰台はジュニア勢が独占! ザギトワはまさかの5位(それでも総合212点ですがね)。 優勝者と2位は14歳、3位は15歳だそうです。そして・・・・。優勝者と2位は4回転を決めたそうですよ。しかも1位の子(名前を書けって!アンナ・シェルバコワさん)の4回転の出来栄え点は4.44ですってーーー! うそだろ。女子もついに4回転の時代に突入かよ。 ま、紀平さんも多分4回転飛んでくるでしょうけどね。