今期のドラマは、継続して楽しみに見ていたものはないのだが(笑)、終わってみるとネットで話題(いい意味も悪い意味も)の問題作(?)が多かったように思う。

まず、『中学聖日記』(TBS・有村架純主演)。 途中からの視聴でたまに抜けたが、最終回はなぜか泣けてきた。 最後の最後は「ハッピーエンドかよーぃ!」と突っ込んだが(笑)。 なんで泣けてきたかは次のドラマと合わせて説明しよう。

次は『黄昏流星群』(フジ・佐々木蔵之介主演)。 これも途中からの視聴だったが、一番の名場面!?と思しき、佐々木&黒木がホテルのエレベーターで部屋に向かおうとしたその空間に、娘とおっさん(それも高田純次!)がイチャイチャと同じ目的でいたという場面~~~! これはすごい! もうこのドラマは主要キャストがすべて獣でしたよね! 『中学聖日記』もほぼほぼ獣(笑)

『獣になれない私たち』(日テレ・新垣結衣主演)。 実はがっつり見た回はないのだが、ネットでは「勤め方とかリアルすぎて見ていてつらい」(ブラック社長に翻弄される感じ?)等話題は常にあった。

獣ばかりが出てくる『中学聖日記』と『黄昏流星群』と、獣になれない『獣になれない私たち』。突っ込み所はそれぞれありますし、視聴率はどれもよくなかったようですが、もはや視聴率とかそう気にする必要はないのでは?と思っています。

それで、獣たちの2つのドラマ(笑)なんですけどね。 人間、(不倫等の)獣道を歩いて批判されようが、自分で考え判断して行動することこそ生きている証拠なんですよね。 だから、私みたいに仕事場と家とスーパーマーケットしか行かない生活(笑)なんかより、ちゃんと生きてるんですよ、それが人間なんですよ、と思ったわけです。

特に考えさせられたのは『中学聖日記』の男子・晶の母(夏川結衣)の行動。私はこの人に一番近い年齢ですのでね。 最初は、子供の恋愛にイチイチ親が出て行くなんて野暮だなー(笑)くらいの軽い気持ちでしたが、よく考えれば高校受験・大学受験等大事な時期に恋愛、しかも担任教師となんて、まあ許せたもんじゃないですわねぇ。 ついに法的手段に出るわけです。 子供が未成年ということは、そういうことなんですね。 ちょっと話がそれますが、18歳(最初は中学生だった晶は3年後高校3年でまた物語が動きます)という年齢が今の日本でどっちつかずだなぁと。選挙権もあるし結婚もできる。っつーことは恋愛に親が口出ししなくても?とも思った訳です。
話を戻しますが、だがしかし、この晶少年は、突っ走り系の子で、実際に走るし(笑)自転車でも疾走しますし、なにしろ気持ちのセーブができない。だからこそ担任教師に手を出すわけですが、母はそのことを解っているからこその強硬手段なんですね。 教師側に突き付けているようで、実は我が子に「お前の行動次第でお前の好きな人が訴えられるよ。どうするの?」と突き付けていたんですね。
教師の聖ちゃんも実に頼りない子なんですが(同時期にWOWOWでやっていた映画『ナラタージュ』も、同じようなユラユラした役柄で、有村架純はこんな役ばっかり受けているのか?と思った)最終回でついにどっしりと自分の行動で歩き始めます。 晶もやっと母や聖ちゃんの行動をくみ取り、未成年である自分のするべきことに気づきます。 それまでの突っ走りやフラフラした行動も、人間だもの、間違うよねーとなんだか泣けてきたんですよ私は(笑)

『黄昏流星群』に関してもおおむね同じ感想です。ただひとつ突っ込みをするならば、黒木瞳演じる目黒栞さんは糖尿病を患い、ついには目に来た様子の描写がされていました。そこへ蔵之介演じる滝沢完治が現れ不倫が成就するんです。どうやら2人が好きな山の麓でカフェを開いたようです。めちゃめちゃ幸せそうに。・・・・あれ?糖尿病はどうしちゃったの? 目の症状が現れたのなら相当病状は進んでいるはずなのになー。 ま、そほどです(笑)