なんと芳雄のおかげで昨日は読書で泣くというすばらしいプレゼントを貰った。
芳雄は『ダディ・ロング・レッグズ』という2人芝居ならぬ2人ミュージカルを過去3回やっていて、今年の9月にも再演が決まっている。
このミュージカルは、いわゆるミュージカルっぽくない(言ってみれば『エリザベート』とは対極な)ミュージカルで、派手な演出もなく内容も基本的には手紙を読み上げるという形で進む。しかしよくできている。暗転せずに舞台上の大小取り交ぜたトランクや箱などを出演者2人が動かしたり積み上げたりしながら大道具として使う。歌いながら、だ。芳雄扮するあしながおじさんの書斎がセットの大半を占めているのだが、ある場面になると本棚の隙間から夏休みに過ごす大自然の風景が見えるようになっていて、一瞬でその場面に観客は誘われる。
芳雄はどこまでも足が長いのでとてもこの役にハマっている。上流階級のぼっちゃんというのもとても似合う。ジルーシャ役は坂本真綾さん。こちらもとてもハマっている。制作陣もお客さんもそう思うのだろう、初演からずっとキャストが変わらない。そして音楽は3人(ピアノと?でっかい弦楽器?と?バイオリンだっけ?)きりなんだけど、とてもこれに合っていて素敵でした。
***
それでですね、私はあしながおじさんのアニメも見ておらず、本も読んだことがなかったものですから、そんな結末だったのか!とちょっと内心驚いたんです。
原作読んでみたいなーと思い、『あしながおじさん』『続あしながおじさん』をアマゾンで注文し送られてきて読んじゃいました~♪
『あしながおじさん』は芳雄のを観たばっかりだったので内容も頭にギュンギュン入っていて一気に読めました。なんだったらミュージカルよりあっさりした結末でした。ジルーシャからの手紙のみで進みますので仕方ないかな。ミュージカルはあしながおじさんの感情も歌われますからね。
『続あしながおじさん』は半分越すまで非常に読書に苦労いたしました。こちらも主人公・サリーの手紙のみで進みます。サリーはジルーシャ・・・いえジュディ(ジルーシャは孤児院で付けられたこの名前が嫌で大学時代からジュディと名乗っている)の大学時代の寄宿舎での親友で、ペンデルトン夫人となったジュディからの依頼でジョン・グリア孤児院の院長として改革を頼まれました。
サリーの手紙のあて先はジュディが主ですが、同時に赴任した孤児院の委託医師マックレイと、恋人の政治家ゴルドン・ハロックにも書かれます。
で、前半になぜ苦労したかというと、ほとんど孤児院の出来事を綴っていて、そりゃー問題山積みっていうのは理解するけど、これが延々書かれていたらもうお腹いっぱいだなーと思っていたのです。がしかし、どうやら委託医師マックレイは若く、手紙上でもサリーは丁々発止とやり合う様子で、あれ?これってどっちと引っ付くんだろう?と気づいてからはドキドキワクワクして読み進めました。そしたらなんと後半に兄ジミーの知り合いという形でもう一人素敵な人物・銀行員のパーシイという行動力抜群な人が孤児院に色々協力してくれて、ええーーー、3人ーーー?誰と引っ付くのー?なんて興奮してしまってw もちろんネタバレなんですが、これはもう最初から分かっていたことでして、私がそれに気づかなかったってだけなのです。なぜなら原題が『dear enemy』となっていまして、サリーはマックレイ医師によく「親愛なる敵様」という始まりで手紙を出していましたから。
後半は実にドラマティックで、ええーーーーッ!と声を上げた所が3箇所、泣いちゃった所が2箇所?もっと?とにかく前半を辛抱するとwとても面白い本でございますよ!
芳雄は『ダディ・ロング・レッグズ』という2人芝居ならぬ2人ミュージカルを過去3回やっていて、今年の9月にも再演が決まっている。
このミュージカルは、いわゆるミュージカルっぽくない(言ってみれば『エリザベート』とは対極な)ミュージカルで、派手な演出もなく内容も基本的には手紙を読み上げるという形で進む。しかしよくできている。暗転せずに舞台上の大小取り交ぜたトランクや箱などを出演者2人が動かしたり積み上げたりしながら大道具として使う。歌いながら、だ。芳雄扮するあしながおじさんの書斎がセットの大半を占めているのだが、ある場面になると本棚の隙間から夏休みに過ごす大自然の風景が見えるようになっていて、一瞬でその場面に観客は誘われる。
芳雄はどこまでも足が長いのでとてもこの役にハマっている。上流階級のぼっちゃんというのもとても似合う。ジルーシャ役は坂本真綾さん。こちらもとてもハマっている。制作陣もお客さんもそう思うのだろう、初演からずっとキャストが変わらない。そして音楽は3人(ピアノと?でっかい弦楽器?と?バイオリンだっけ?)きりなんだけど、とてもこれに合っていて素敵でした。
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それでですね、私はあしながおじさんのアニメも見ておらず、本も読んだことがなかったものですから、そんな結末だったのか!とちょっと内心驚いたんです。
原作読んでみたいなーと思い、『あしながおじさん』『続あしながおじさん』をアマゾンで注文し送られてきて読んじゃいました~♪
『あしながおじさん』は芳雄のを観たばっかりだったので内容も頭にギュンギュン入っていて一気に読めました。なんだったらミュージカルよりあっさりした結末でした。ジルーシャからの手紙のみで進みますので仕方ないかな。ミュージカルはあしながおじさんの感情も歌われますからね。
『続あしながおじさん』は半分越すまで非常に読書に苦労いたしました。こちらも主人公・サリーの手紙のみで進みます。サリーはジルーシャ・・・いえジュディ(ジルーシャは孤児院で付けられたこの名前が嫌で大学時代からジュディと名乗っている)の大学時代の寄宿舎での親友で、ペンデルトン夫人となったジュディからの依頼でジョン・グリア孤児院の院長として改革を頼まれました。
サリーの手紙のあて先はジュディが主ですが、同時に赴任した孤児院の委託医師マックレイと、恋人の政治家ゴルドン・ハロックにも書かれます。
で、前半になぜ苦労したかというと、ほとんど孤児院の出来事を綴っていて、そりゃー問題山積みっていうのは理解するけど、これが延々書かれていたらもうお腹いっぱいだなーと思っていたのです。がしかし、どうやら委託医師マックレイは若く、手紙上でもサリーは丁々発止とやり合う様子で、あれ?これってどっちと引っ付くんだろう?と気づいてからはドキドキワクワクして読み進めました。そしたらなんと後半に兄ジミーの知り合いという形でもう一人素敵な人物・銀行員のパーシイという行動力抜群な人が孤児院に色々協力してくれて、ええーーー、3人ーーー?誰と引っ付くのー?なんて興奮してしまってw もちろんネタバレなんですが、これはもう最初から分かっていたことでして、私がそれに気づかなかったってだけなのです。なぜなら原題が『dear enemy』となっていまして、サリーはマックレイ医師によく「親愛なる敵様」という始まりで手紙を出していましたから。
後半は実にドラマティックで、ええーーーーッ!と声を上げた所が3箇所、泣いちゃった所が2箇所?もっと?とにかく前半を辛抱するとwとても面白い本でございますよ!