いや~~~、終わりましたよ世界フィギュア。
こんなにハラハラドキドキした大会もなかったなぁ~。
あ、最初にちょっと文句言わせてッ!!
フジテレビ、スケート映すの、ヘタッッ!!! 何回フレームアウトしてんねんッ!!! NHKじゃありえないミスを連発しとるがなッ!!!!
・・・ちょっとスッキリしたんで、感想をどうぞ♪

<浅田真央ちゃん>
ついに!世界女王となりました☆フリーでの転倒は心臓が止まりそうになりましたよね。でも彼女のすごい所はこの後。引きずらずきちんと演技に戻る切り替え。だからこその金メダルでした。
そしてもうひとつは、芸術性の進歩です。以前は「女の色っぽさのかけらもなく芸術性なし」なんて悪口を言う人もいましたが、彼女自身もその辺はもっと向上するべき課題だと感じていたようです。ロシアでバレエの特訓を受けたそうです。本当に優雅で美しかったですよ! さあ次はノーミスでの完全優勝ですね♪

<中野由香里さん>
すばらしかったです!本当に丁寧に丁寧に練習したことが伝わってきました。ほとんどのトップ選手が失敗した中、彼女はノーミス。終盤に盛り上がるプログラムで、得意のドーナツスピンで締めくくる頃はスタンディングオベーションでした!雰囲気では金メダルでしたよね^^ 技の点数が真央ちゃんに比べ低かったらしいですが、本当にこれから楽しみな選手です。

<高橋大輔くん>
実は一番期待してた選手だっただけに、残念でした~。本当にTOP6は実力がほぼ一緒なので、『ミスをしない精神力』がつくかどうかなんでしょうね。ショートプログラムの《白鳥の湖~HIPHOPバージョン~》はとても印象に残る名作でした。これからも期待してます!!

<小塚崇彦くん>
初めての世界選手権でした!そしてフリーでの満足いく演技!最後のスピンをしながらもうガッツポーズをしてしまうほど、納得のいく出来だったようで、見ているこちらも嬉しくなってしまいました^^ 素人から見ても基礎はきっちりきれいな滑りです。これから先、どんな艶や力強さや味が出てくるかですね。

そして安藤さん。。。
≪理屈ではない≫
フリーで滑り出す前、モロゾフコーチと話す顔を見て「やめればいいのに」と思ってしまいました。そして案の定、棄権。。。。

この行為を批判する人は沢山いるかもしれません。
でも私は審査員に説明する安藤さんを見ていて、理屈ではない感情が湧きました。
安藤さんの説明をひとつひとつうなづきながら聞いていた審査員の目は、優しかったように見えました。

安藤さんのこの行為は理屈から言えばダメだったかもしれません。
でも人生、理屈では説明できない事柄があるんですよね。この無理な出場が自分の選択だったこと(最初はコーチから言われて嫌々出てると思ってた)、途中で演技をやめることは誰よりも自分が一番恥ずかしいしいやなことだってわかっててやったこと、これを責める資格のある人はいないと思います。

「応援してくれている日本の皆さんに申し訳ない」という言葉だけで十分です。
これをいい糧に、他人の心無い言葉なんかに負けない強い精神力を培ってほしいです。